JetBrains AI Assistantでコードレビューを自動化する3ステップ【初心者向け】

JetBrains AI Assistantのイメージイラスト

伊東雄歩
監修者 伊東 雄歩

株式会社ウォーカー CEO。東北大学卒。MENSA会員、JDLA認定講師、健全AI教育協会理事。生成AI×教育・学習科学を専門とし、2億円超のシステム開発プロジェクトを統括。

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プログラミング初心者の方でも、コードを書いた後に「このコード、本当に大丈夫かな?」と不安になることはありませんか?JetBrains AI Assistant(ジェットブレインズ AI アシスタント)を使えば、AIが自動でコードをチェックしてくれるので、バグや問題を早く見つけられます。

この記事でわかること

  • JetBrains AI Assistantでコードレビューを自動化するメリット
  • 初期設定から実際の使い方まで3ステップで解説
  • よくあるつまずきポイントと解決方法
  • さらに便利に使える応用テクニック

なぜコードレビューをJetBrains AI Assistantで自動化するのか

コードレビューとは、書いたプログラムに間違いがないか確認する作業です。普通は先輩エンジニアに見てもらいますが、毎回お願いするのは気を遣いますよね。JetBrains AI Assistantなら、IntelliJ IDEA(インテリジェイ アイディア)やPyCharm(パイチャーム)などのエディタに組み込まれたAIが、24時間いつでもコードをチェックしてくれます。2026年6月には「Junie(ジュニー)」という自律型エージェント機能も正式リリースされ、複数ファイルをまたいだ高度なレビューも可能になりました。無料プランでも基本機能が使えるので、学生や個人開発者にもおすすめです。

ステップ1: 準備(アカウント作成と初期設定)

まず、JetBrains AI Assistantを使うにはJetBrains製のIDE(統合開発環境。コードを書くためのソフト)が必要です。IntelliJ IDEA、PyCharm、WebStormなど、どれでも大丈夫です。公式サイトから無料版の「Community Edition(コミュニティ エディション)」をダウンロードしてインストールしましょう。次に、IDEを開いたら画面上部のメニューから「Settings(設定)」を選び、左側の一覧から「Plugins(プラグイン)」をクリックします。検索窓に「JetBrains AI Assistant」と入力して、表示されたプラグインの「Install(インストール)」ボタンを押してください。インストールが終わったらIDEを再起動します。初回起動時にJetBrainsアカウントへのログインを求められるので、持っていない方は無料で作成できます。ログイン後、30日間の無料トライアルが自動で始まります。

ステップ2: 設定(具体的な操作手順)

プラグインのインストールが完了したら、AIレビューの詳細設定をしましょう。「Settings」メニューから「Tools(ツール)」→「AI Assistant」→「Project Settings(プロジェクト設定)」の順に進みます。ここで「Path to rules for AI Self-Review(AIセルフレビューのルールファイルパス)」という項目を見つけてください。この設定では、自分のチームや会社で決めているコーディングルール(例えば「変数名は必ず英語で書く」など)をMarkdown形式のファイルにまとめて指定できます。まだルールファイルがない場合は空欄のままでも大丈夫です。AIは一般的なベストプラクティス(良いとされる書き方)に基づいてレビューしてくれます。設定が終わったら「Apply(適用)」ボタンを押して保存します。

ステップ3: 実行と検証(結果を確認する)

いよいよ実際にコードレビューを実行してみましょう。コードを書き終えたら、変更内容をGit(ギット。バージョン管理ツール)にコミット(保存)する前に、キーボードで「Alt + 0」(Macの場合は「Command + 0」)を押します。すると画面下部に「Commit(コミット)」ツールウィンドウが開きます。レビューしたいファイルにチェックを入れて、「Self-Review with AI(AIでセルフレビュー)」ボタンをクリックしてください。数秒待つと「Problems(問題)」タブが開き、AIが見つけた問題点がリスト表示されます。例えば「この変数は使われていません」「ここでエラーが起きる可能性があります」といった指摘が、該当する行番号とともに表示されます。リストの項目をダブルクリックすると、エディタが自動でその場所にジャンプするので、すぐに修正できます。全ての問題を直したら、もう一度「Self-Review with AI」を実行して、エラーが0件になったことを確認しましょう。

つまずきポイントと対策

つまずき1: 「AI Assistantボタンが見つからない」
プラグインのインストール後、IDEの再起動を忘れているケースが多いです。必ず「File」→「Restart IDE(IDEを再起動)」を実行してください。

つまずき2: 「無料トライアルが終わったらどうなるの?」
30日後は月額10ドル(AI Pro個人プラン)からの有料プランに移行しますが、トライアル終了前にメールで通知が来ます。学生なら教育ライセンスで無料になる場合もあるので、公式サイトで確認しましょう。

つまずき3: 「レビュー結果が英語で読めない」
AIの指摘は英語で表示されることがありますが、Google翻訳などで日本語に変換すれば理解できます。将来的には日本語対応も期待されています。

応用テクニック

基本操作に慣れたら、以下の応用テクニックも試してみてください。

過去のコミットをレビューする
「Git」タブから過去のコミット履歴を開き、確認したいコミットを選択して「Self-Review with AI」をクリックすると、過去のコードもレビューできます。他の人が書いたコードを理解する勉強にもなります。

特定のファイルだけをレビュー
大きなプロジェクトでは全ファイルのレビューに時間がかかります。Ctrlキーを押しながらレビューしたいファイルだけを選択すれば、部分的なチェックが可能です。

Junieエージェントで複数ファイルを一括レビュー
2026年6月にリリースされた「Junie」機能を使うと、関連する複数のファイルをまたいだ高度なレビューができます。AI Proプラン以上で利用可能です。

まとめ

  • JetBrains AI Assistantは初心者でも使えるコードレビュー自動化ツール
  • プラグインのインストールと簡単な設定だけで、すぐに使い始められる
  • 「Alt + 0」→「Self-Review with AI」の2ステップでレビュー実行
  • 30日間の無料トライアルで全機能を試せる(その後は月額10ドルから)
  • 2026年の最新機能(Junie、GitHub Copilot統合)でさらに便利に

コードレビューの自動化は、プログラミング学習の効率を大きく上げてくれます。AIが24時間体制でサポートしてくれるので、深夜のコーディングでも安心です。まずは無料トライアルで試してみて、自分の開発スタイルに合うか確認してみてください。

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