- Codeium(コーディウム)は2025年4月にWindsurfへ改名され、2026年6月2日には編集ソフトが「Devin Desktop」に変わりました
- GitHub Copilotは2026年10月時点で、Free・Pro(月額10ドル)・Pro+(月額39ドル)・Max(月額100ドル)の4つの個人向けプランがあります
- Copilotは無料プランが登場し、「Copilotは有料のみ」という旧情報は成り立たなくなりました
- 旧記事にあった「精度85%対90%」「60ms対45ms」といった数字は、公式資料で確認できなかったため削除しました
- 選び方は「使うエディタ」と「AIエージェントをどこまで任せるか」で決まります
「Codeiumは無料で使えるAIコード補完」と覚えている方は多いはずです。ところが、この1年ほどでCodeiumを取り巻く状況は大きく変わりました。この記事では、改名の経緯とGitHub Copilotの最新プランを整理し、2026年10月時点でどちらを選ぶべきかを解説します。
Codeiumは今どうなっている? 改名の経緯
先に結論です。「Codeium」という名前の製品は、今は実質的に残っていません。
解説記事の年表によると、2025年4月4日に会社名がWindsurfに変わり、Codeiumの拡張機能は「Windsurf Plugins」という名前になりました。同じ年の7月14日には、AIエージェント「Devin」を作るCognition(コグニション)がWindsurfを買収したと説明されています。
さらにCognitionの公式ブログ(2026年6月2日付)は、Windsurfの編集ソフトをもとにした「Devin Desktop」を発表しました。公式ブログは、設定や拡張機能、ワークフローは引き継げると書いています。
つまり、旧記事で比べていた「Codeium」は、今のDevin Desktopとプラグイン群にあたります。名前だけでなく、複数のAIエージェントを並べて動かす画面(Agent Command Center)が標準になるなど、使い方の中心も変わりました。
なお、VS CodeやJetBrains向けのプラグインは、Windsurf Pluginsの名前で残っていると前述の解説記事は伝えています。解説記事は、codeium.comがWindsurf、さらにDevinのページへ転送されることも確認しています(2026年8月7日時点)。
GitHub Copilotの最新プランと料金
GitHub Copilotの公式プランページでは、個人向けに4つのプランが並んでいます(2026年10月10日に確認)。
| プラン | 月額 | AIクレジット(合計) | インライン補完 |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | チャットとエージェントは限定的 | 月2,000回 |
| Pro | 10ドル | 15ドル分 | 無制限 |
| Pro+ | 39ドル | 70ドル分 | 無制限 |
| Max | 100ドル | 200ドル分 | 無制限 |
ここでいう「AIクレジット」とは、チャットやエージェント機能を使うたびに減っていく利用枠のことです。1クレジットは0.01ドルで、コード補完そのものは減りません。
無料プランでは、補完が月2,000回、チャットが50回までです。旧記事に書いていた「無料枠はない」は、今は誤りです。
Proからは、プルリクエスト(変更内容をチームに提案する仕組み)を自動で作るクラウドエージェントやコードレビューが加わります。Pro+では、ClaudeやOpenAI Codexといった外部のエージェントに作業を任せる機能(プレビュー)も使えます。
学生やオープンソース開発者の無償利用については、プランページに「無料でProが使える」とは書かれていませんでした。該当する方は、GitHubの公式案内で条件を確かめてください。
Devin Desktop(旧Codeium)の料金
こちらは公式の料金ページを開けなかったため、確認できた範囲だけ書きます。Devinの公式ドキュメントによると、プランには1日と1週間の使用量の上限(クォータ)があります。
無料ユーザーは上限に達すると、次のリセットまで待たなければなりません。有料のPro・Teams・Maxなら、上限後にAPIの定価で追加分を買えます。既存のProは月額15ドル、Teamsは1席あたり月額30ドルが据え置かれたままです。
新規の価格は、前述の解説記事(2026年8月7日時点)によるとProが月額20ドル、Maxが月額200ドルです。ただし公式で裏が取れていないため、契約前に最新の料金ページを見てください。
かつてのような「個人は完全無料で、回数制限もなし」という売りは、現在の仕組みでは当てはまりません。無料プランにも使用量の上限があります。
機能と使い勝手の比較
旧記事には補完の精度(85%と90%)や応答速度(60msと45ms)が載っていました。しかし、今回調べた公式資料に根拠となる数字は見つかりませんでした。そのため、数値の比較は載せません。
公式情報から言える違いは、次の3点です。
- Copilotは、GitHubのプルリクエストやコードレビューと直結しており、チームの開発の流れに入れやすい
- Devin Desktopは、エディタ自体にAIエージェントの管理画面があり、複数のエージェントを同時に動かす使い方が前提になっている
- Copilotは、無料プランでもMCP(AIに外部ツールをつなぐ共通ルール)やカスタム指示を使える
エディタの違いも大切です。Devin Desktopは独立した編集ソフトなので、使い慣れたエディタから移る人は、移行の手間を考える必要があります。
ただしDevin Desktopは、Windsurfの設定や拡張機能を引き継げると公式ブログに書かれています。実際の使い勝手は、無料プランで試して確かめるのが確実です。
どんな人にどちらが向いている?
ここからは、公式情報をもとにした筆者の整理です。
GitHub Copilotが向く人は、GitHubでチーム開発をしている人でしょう。コードレビューやプルリクエストの自動作成が料金に含まれ、月10ドルのProから使えます。
学習中の人や、まず試したい人にも向いています。無料プランでもエージェント機能とMCPを使えるので、試しやすい点も利点です。
Devin Desktopが向く人は、AIにまとまった作業を任せたい人です。複数のエージェントを並べて管理する画面があり、外部のエージェントも動かせます。
すでにWindsurfを使っていた人は、設定や拡張機能を引き継げるため、そのまま使い続けて問題ありません。
迷ったら、両方の無料プランを1週間ずつ使うのがおすすめです。同じ小さなプロジェクトで試すと、違いがはっきり分かります。
よくある質問(FAQ)
Q. Codeiumはもう使えないのですか?
名前が変わっただけで、サービスは続いています。拡張機能は「Windsurf Plugins」として残り、編集ソフトはDevin Desktopになりました。ただし、拡張機能が対応するエディタの最新一覧は確認できていません。
Q. GitHub Copilotは無料で使えますか?
はい。Freeプランがあり、補完は月2,000回、チャットは50回までです(2026年10月時点)。回数を超えるなら、月10ドルのProを検討してください。
Q. 日本語で指示しても使えますか?
今回確認した公式ページには、日本語の品質を示す記載がありませんでした。自分のプロジェクトで日本語の指示を試して、結果を確かめてください。
まとめ
- Codeiumは2025年4月にWindsurfとなり、2026年6月2日にDevin Desktopが発表されました
- GitHub Copilotは、Free・Pro(10ドル)・Pro+(39ドル)・Max(100ドル)の4プランです
- Copilotには無料プランがあり、旧記事の「無料枠なし」は誤りでした
- Devin Desktopの無料プランには使用量の上限があります
- 精度や速度の数字は確認できなかったため、まず両方の無料プランで試すのが近道です
今日、手元の小さなプロジェクトで両方の無料プランを動かして、使いやすい方を選んでみてください。