- Continue(コンティニュー)は、VSCodeとJetBrainsで使えるオープンソースのAIコーディング支援ツールです
- チャット・自動補完・編集・Agent(AIが自分で作業を進める機能)などが使えます
- 2026年6月にCursorへの統合が報じられ、2.0.0が最終版になりました(2026年10月時点)
- 拡張機能は今も無料で使えますが、新機能の追加は見込めません
- Ollamaを使えば、自分のパソコンだけで動かせます
「無料で使えるAIコーディング支援を探している」「Continueは今でも使えるの?」と迷っていませんか。この記事では、Continueでできること、導入の流れ、Cursor統合後の現状を整理します。
Continue(コンティニュー)とは?
Continueは、2023年に公開されたオープンソース(誰でも無料で使えて、改良もできる仕組み)のAIコーディング支援ツールです。VSCodeやJetBrainsといった開発エディタ(プログラムを書くソフト)に、拡張機能として追加して使います。
GitHubのリポジトリでは、ライセンスはApache-2.0で、星の数は約3.6万(2026年10月12日に確認)でした。VSCode拡張、CLI(文字だけで操作する画面から使う形)、JetBrainsプラグインの3つの形で配布されています。
接続できるAIモデル(文章やコードを書けるAI)は、ClaudeやGPT、Geminiなどです。OllamaやLM Studioを使えば、自分のパソコンの中だけで動かすこともできます。
Continueでできること:5つの主要機能
公式ドキュメントには、Agent、Chat、Edit、Autocompleteの4つのモードとCLIが載っています。ここでは使い方の違いが分かるよう、5つに分けました。
チャット機能では、わからないコードの説明や、エラーの直し方を質問できます。
自動補完は、書いている途中で、次に書きそうな内容を灰色の文字で先に見せてくれます。
インライン編集は、選んだコードへの修正案が表示され、ワンクリックで反映できます。
コンテキスト管理では、@codebaseや@docsと入力すると、プロジェクト全体や資料を読み込んだうえで答えてくれます。
Agent機能では、AIが必要なファイルを探し、新しいファイルも作りながら、自分で作業を進めます。
Continueの使い方:導入から最初の一歩まで
VSCodeかJetBrainsの拡張機能マーケットプレイス(アプリストアのようなもの)で「Continue」を検索し、インストールします。
次に、設定画面で使うAIモデルを選びます。無料で試すなら、Ollamaを入れてローカルモデル(自分のパソコン内で動くAI)を選ぶ方法があります。ClaudeやGPTのAPIキー(AIを使うための鍵)を取って接続する方法もあります。
Ollamaとの接続は、設定ファイル(YAML)にprovider: ollamaとモデル名を書くのが基本です。Ollamaの設定ページには、メモリ不足のエラーが出たらcontextLengthを下げるか、小さいモデルを選ぶと書かれています。
操作はシンプルです。補完の提案はTabキーで受け入れ、Escキーで断ります。チャットはサイドバーから開いて質問を入力します。
Cursor統合後の現状:2026年10月時点で使える?
Creative AI Newsは2026年6月22日付で、CursorがContinueを買収したと報じました。金額などの条件は公表されていません。
同じ記事によると、Continueは2.0.0を出して開発を止めています。GitHubのリポジトリには「活発には保守されておらず、全員が読み取り専用」という注意書きがありました。
同記事は、ユーザーデータの書き出し期限を2026年7月15日としています。使い続けるなら、設定や自作のプロンプトを手元に残しておくと安全です。
一方で、cyber-ivy(2026年8月4日付)は、Continueは買収後も使えるとしています。ただし、長く標準として使うなら、公式サイトやリポジトリの更新状況を自分で確認するよう勧めています。
GitHubの案内では、JetBrainsプラグインよりCLIが推奨されています。JetBrainsで使う人は注意してください。
Continueのメリット・デメリット
最大のメリットは、無料で使えることです。拡張機能そのものに料金はかからず、ローカルモデルを使えばAPI利用料もゼロです。
複数のAIモデルに対応するので、用途や予算に合わせて選べます。データをパソコンの外に出さずに処理できるため、社内のコードを扱う場面でも検討しやすくなります。
デメリットは、新機能が見込めないことです。リポジトリが読み取り専用なので、不具合の修正や新しいAIモデルへの対応が止まる可能性があります。
初めて使う人には、設定の手間もかかります。ローカルモデルはクラウド版より性能が劣ることがあり、精度を求めるならAPI利用料が必要です。
Continueが向いている人・向いていない人
プログラミング初心者には、コードの意味やエラーの直し方を質問できるので、独学の助けになります。
個人開発者やフリーランスには、費用を抑えて試せる点が合います。
機密性の高いコードを扱う企業の開発チームは、ローカルで動かせる点を評価できるでしょう。ただ保守が止まっているので、長期の標準にする前に小さく試して決めるのが無難です。
常に最新機能を使いたい人や、継続的なサポートが必要な人には、あまり向きません。
よくある質問(FAQ)
Q. Continueは今も無料で使えますか?
拡張機能は無料で、ライセンスはApache-2.0です。ただしAPIキーを使うAIモデルの利用料は、モデルの提供元に支払います。
Q. Cursorに統合されたら使えなくなりますか?
2026年10月時点の報道では、使えなくなったとは書かれていません。ただし開発は止まっており、今後の動作は保証されないと考えてください。
Q. パソコンだけで動かせますか?
OllamaやLM Studioを使えば可能です。パソコンのメモリが足りないときは、小さいモデルを選ぶか、設定でcontextLengthを下げます。
Q. JetBrainsでも使えますか?
使えますが、GitHubの案内ではJetBrainsプラグインよりCLIが勧められています。
まとめ
- ContinueはVSCode・JetBrains対応の、無料のオープンソースAI拡張機能です
- チャット、自動補完、インライン編集、コンテキスト管理、Agentが主な機能です
- Ollamaを使えば、ローカルだけで動かせます
- 2026年6月にCursor統合が報じられ、2.0.0が最終版です。新機能は見込めません
- 長く使う前に、公式サイトとリポジトリの最新状況を確認しましょう
まずはOllamaと小さなモデルで、いつものプロジェクトを1つ試してみてください。