AI を使ってみたいけれど、何から始めればいいか分からない。そんな初心者の方に向けて、今注目のマルチモーダル AI「Reka(レカ)」について、よくある質問をまとめました。
この記事でわかること
- Reka がどんな AI ツールなのか
- 無料で使えるのか、料金はいくらなのか
- 日本語対応や商用利用の可否
- 他の AI ツールとの違い
- 今後の展望と始め方
Reka(レカ)って結局どんなツール?
Reka(レカ)は、テキスト・画像・動画・音声を同時に理解できる「マルチモーダル AI」を開発しているスタートアップです。Google DeepMind や Meta の研究者 50 名以上が集まり、2026 年現在も急成長を続けています。
一般的な AI は文章だけしか扱えないものが多いですが、Reka は写真や動画を見せて「この中に何が映っていますか?」と質問したり、音声で指示を出したりできるのが大きな特徴です。複数の情報を同時に処理できるため、ビジネスから日常生活まで幅広い場面で活用できます。
Q1: 無料で使える?料金はいくら?
Reka は基本的に従量課金制(使った分だけ支払う仕組み)ですが、無料で試せるプランもあります。
「Reka Research」というサービスでは、1000 回の質問(クエリ)で 25 ドルかかりますが、新規登録すると 20 ドル分の無料クレジットがもらえます。つまり、クレジットカード登録なしで約 800 回まで無料でお試し可能です。また、動画解析ができる「Reka Vision API」は 3 時間分(180 分)の動画処理が無料で試せます。初心者の方はまず無料枠で動作を確認してから、本格利用を検討すると良いでしょう。
Q2: 日本語で使える?精度は?
はい、Reka は日本語に対応しています。最上位モデルの「Reka Core」は 32 言語をサポートしており、日本語も含まれています。
音声入力が可能な「Reka Speech」も日本語・英語・中国語・韓国語など 9 言語に対応しており、日本語で話しかけても理解してくれます。ただし、精度については英語が最も高く、日本語はそれに次ぐレベルと言われています。日常的な質問や簡単な業務であれば十分に使えますが、専門的な医療文書や法律文書の翻訳などでは、結果を必ず人間が確認することをおすすめします。
Q3: 商用利用や著作権は大丈夫?
商用利用については、Reka の公式サイトに明確な記載がないため、ビジネスで使う場合は事前に Reka の営業チームに確認することを強くおすすめします。
AI が生成した文章や画像の著作権については、現在も法律が整備途中の分野です。一般的には「AI が作ったもの」にそのまま著作権は発生しにくいとされています。ただし、あなたが大幅に手を加えたり、創作的な指示を出したりした場合は、あなたに権利が認められる可能性があります。商用で使う際は、生成された内容をそのまま使うのではなく、必ず人間が確認・修正してから公開するのが安全です。
Q4: 競合ツールとの違いは?
Reka の最大の強みは「最初からマルチモーダル(複数の情報形式)で学習している」点です。他の有名な AI、例えば ChatGPT や Claude も画像を扱えますが、多くは後から機能を追加したものです。
Reka は開発当初から動画・画像・音声・テキストを一つのモデルで同時に学習させているため、それぞれの情報を関連づけて理解する能力が高いと言われています。たとえば、動画を見せて「この人物は何をしていますか?その理由は?」と聞くと、映像と音声を組み合わせてより正確に答えてくれます。2026 年 3 月に発表された「Reka Edge」は、従来の同規模モデルと比べて 3 倍少ないデータ量で動き、処理速度が 65% も速くなっており、スマートフォンやロボットでの利用にも適しています。
Q5: スマホでも使える?
現時点では、Reka 専用のスマホアプリは公開されていません。ただし、Web ブラウザ経由で Reka の API(他のソフトと連携する仕組み)を使うサービスがあれば、スマホからでも利用できます。
また、2026 年 3 月に発表された「Reka Edge」は、メモリ消費量が従来の 13GB から約 5GB まで削減されており、スマホのような小さな端末でも動かしやすい設計になっています。将来的には、スマホに直接インストールして使える時代が来るかもしれません。今のところ初心者の方は、パソコンで公式サイトや API を試すのが一番簡単です。
Q6: つまずいた時はどうする?
Reka の公式サイト(https://reka.ai/)には、API のドキュメント(使い方マニュアル)や料金ページが用意されています。英語が中心ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば日本語で読むことができます。
また、X(旧 Twitter)の公式アカウント「@RekaAILabs」では最新情報や活用例が投稿されています。技術的な質問は GitHub や Hugging Face のコミュニティで他のユーザーに聞くのも有効です。日本語の情報はまだ少ないですが、「Reka AI 使い方」「Reka API 日本語」などのキーワードで検索すると、少しずつ日本の開発者による解説記事も増えてきています。
Q7: これから Reka(レカ) はどうなる?
Reka は 2026 年 5 月に、動画生成 AI スタートアップ「Moonvalley AI」を買収しました。これにより、動画の理解だけでなく、動画の生成や編集にも力を入れていく方針です。
さらに、ロボット制御や自動運転に必要な「物理世界の理解」にも力を入れており、2026 年 6 月には物理法則の理解度を測る評価ベンチマーク「PhysicalRealismBench-U」を公開しました。今後は、防犯カメラの映像解析、工場の検査システム、さらにはロボットの目や耳として、より現実世界に近い場面で活躍することが期待されています。初心者の方も、今から触れておけば、将来的に様々な場面で役立つスキルになるでしょう。
まとめ:最初の一歩を踏み出すなら
Reka(レカ)について、初心者が知っておきたいポイントをまとめます。
- テキスト・画像・動画・音声を同時に理解できるマルチモーダル AI
- 20 ドル分の無料クレジットで約 800 回お試し可能
- 日本語対応済み(32 言語サポート)
- 商用利用は事前確認が推奨、生成物は必ず人間が確認を
- 最初からマルチモーダルで学習しているため、情報の関連づけが得意
- スマホアプリはまだないが、将来的に軽量モデルで対応予定
- 2026 年も買収や新モデル発表など急成長中
まずは公式サイトで無料クレジットを使って試してみることをおすすめします。簡単な質問から始めて、徐々に画像や動画を組み合わせた使い方に挑戦してみましょう。AI の世界は日々進化していますが、一歩ずつ学んでいけば、誰でも使いこなせるようになります。

