- NotebookLMは2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名前が変わりました。中身は同じ調べもの用AIツールです
- 無料版でもノートブック100件、1ノートにつき資料50件まで使えます(2026年10月時点)
- 有料の上限拡大は、Google AI PlusまたはGoogle AI Proの契約に含まれます
- 自分の資料だけを根拠に答え、引用元を示すのが最大の強みです
- 他人の著作物をアップロードするときは、権利の確認が必要です
「NotebookLMって本当に無料?」「最近Gemini Notebookという名前を見るけど、同じもの?」と迷っていませんか。この記事では、初心者がまず気になる7つの疑問に、2026年10月時点の公式情報をもとに答えます。
NotebookLM(ノートブックLM)は結局どんなツール?
NotebookLMは、Googleが作ったAIリサーチノート(調べものを助けるメモ帳)です。PDFやGoogleドキュメント、YouTube動画、音声ファイルなどを読み込ませると、その内容について質問したり、要約を作ったりできます。
最大の特徴は、あなたが入れた資料だけを根拠に答えることです。ChatGPTのようにネット全体の知識から答えるのではなく、手元の資料の中から答えを探します。
回答には「この資料のこの部分」という引用が付くので、答えが正しいかをすぐ確かめられます。学生のレポート、会社の資料整理、読書メモのように、信頼できる情報源から作業したい場面に向いています。
なお、2026年7月16日に名前が変わりました。くわしくは、のちほどQ7で説明します。
Q1: 無料で使える?料金はいくら?
無料で使えます。Googleアカウントさえあれば、すぐ始められるでしょう。
Googleの公式ヘルプによると、無料版(Standard)の上限は次のとおりです。ページには、上限は変わることがあると書かれています。
| 項目 | 無料版 | Plus | Pro |
|---|---|---|---|
| ノートブック数 | 100件 | 200件 | 500件 |
| 1ノートの資料数 | 50件 | 100件 | 300件 |
| チャット回数(1日) | 50回 | 200回 | 500回 |
| 音声解説(1日) | 3件 | 6件 | 20件 |
有料の上限は、単体のサブスクではありません。Plusは「Google AI Plus」、Proは「Google AI Pro」の契約に含まれます。
日本での月額は、PC Watchの報道(2026年1月28日付)で、Google AI Plusが1,200円、Google AI Proが2,900円と伝えられました。AI Plusはその後に値下げされたとの報道もあります。契約前にGoogleの料金ページで最新の金額を確認してください。
まず試すだけなら、無料版の枠で足ります。毎日の質問が50回を超えるようになってから、有料を考えれば十分です。
Q2: 日本語で使える?精度は?
日本語で使えます。公式ヘルプも日本語で用意されており、日本語の資料を読み込ませて、日本語で質問できます。
精度については、2026年6月に新しいAIモデル「Gemini 3.5」が搭載されたと報じられています。以前より回答の質が上がったと言われますが、完璧ではないので注意が必要です。
大事な場面では、引用された元の資料を自分の目で確かめましょう。AIは調査の助手であり、最終判断は人間がするものです。
Q3: 商用利用や著作権は大丈夫?
無料版でも商用利用ができ、生成した文章や音声などの権利はユーザーにあるとされています。仕事でまとめた資料は、あなたの成果物です。
注意したいのは、アップロードする資料の著作権です。他人の有料レポートや書籍、Web記事を許可なく入れて業務に使うと、著作権法の複製権や公衆送信権に触れるおそれがあります。
ツール自体は商用利用できても、何を入力して何を作ったかの責任は利用者が負います。自作の資料か、利用を許可された資料を使いましょう。
Q4: ChatGPTなど競合ツールとの違いは?
ChatGPTやClaudeとの大きな違いは、答えの根拠が自分の資料に限られる点です。社内資料、授業ノート、趣味の調べものなど、情報源をしぼりたいときに向いています。
回答に引用が自動で付くので、「この答え、本当に合っている?」と思ったときも元の資料へすぐ戻れます。根拠を示すこの仕組みが強みです。
一方で、一般的な雑学や最新ニュースを知りたいときは、ネット全体を調べられるChatGPTのほうが向いています。目的に合わせて使い分けましょう。
Q5: スマホでも使える?
スマホからも使えます。公式ヘルプには「モバイルアプリ」の案内があり、機能によっては、アプリ版に制限がある場合があると書かれています。
アプリを入れなくても、SafariやChromeなどのブラウザでWebサイトを開けば使えます。ただし画面が小さいので、大量の資料を読み込む作業や長文の入力は、パソコンのほうが楽です。
外出先ではスマホで確認し、腰を据えた作業はパソコンで行う、という分担がおすすめです。
Q6: つまずいたときはどうする?
まず、Googleの公式ヘルプを見ましょう。基本の操作やトラブルの対処が日本語で載っています。X(旧Twitter)やYouTubeで検索すると、実際に使っている人のコツも見つかります。
よくあるつまずきは「AIの答えがおかしい」というものです。NotebookLMは、資料に書かれていないことには答えられないため、資料が足りない可能性があります。
答えがあいまいなときは、資料を足すか、質問を具体的にします。「教えて」ではなく「この資料の第3章の〜を3行で要約して」と聞くほうが、精度が上がりやすくなります。
Q7: 名前が変わったって本当?今後はどうなる?
本当です。Google Workspace Updatesの公式ブログは、2026年7月16日にNotebookLMがGemini Notebookに名前を変えると発表しました。
独立した製品で、調べもの用ツールという役割は変わりません。既存の共有ノートブックやリンクも、自動の転送で使い続けられます。新しい名前とロゴは、数週間かけて順番に画面へ反映されるとのことです。
9to5Googleによると、Gemini 3.5を使った上位版の強化も進んでいます。ノートブックごとにクラウド上のコンピューターが割り当てられ、資料にもとづくデータ分析ができるとされます。AI Ultraの利用者から始まり、AI Proの利用者にはWeb版で順次提供される予定です。
同記事は、利用者が3,000万人以上にのぼるとも伝えています。画面や解説記事では、しばらく新旧2つの名前が混ざって出てくるでしょう。
まとめ:最初の一歩を踏み出すなら
- NotebookLMは2026年7月16日にGemini Notebookへ改名されました
- Googleアカウントがあれば、無料ですぐ使えます
- 日本語の画面と日本語の質問に対応しています
- 商用利用はできますが、他人の著作物には注意が必要です
- 自分の資料だけを根拠にして、引用を示してくれます
- スマホのアプリやブラウザからも使えます
- 困ったときは、公式ヘルプとコミュニティを見ましょう
今日、授業ノートや趣味の資料を1つアップロードして、要約を作ってみてください。