ChatGPTに「グループチャット」機能が登場!日本で先行パイロットスタート|複数人でAIと会話できる新時代へ

伊東雄歩
監修者 伊東 雄歩

株式会社ウォーカー CEO。東北大学卒。MENSA会員、JDLA認定講師、健全AI教育協会理事。生成AI×教育・学習科学を専門とし、2億円超のシステム開発プロジェクトを統括。

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AIが”みんなで使うツール”に進化!ChatGPTの新機能とは

「AIに質問する」といえば、これまでは自分一人でChatGPTと向き合って会話するのが当たり前でした。しかし、2025年11月14日(日本時間)、その常識が大きく変わりました。

OpenAIが提供する人気AIチャットボット「ChatGPT」に、待望の「グループチャット機能」が追加されたのです。しかも、日本・ニュージーランド・韓国・台湾の4カ国で先行してパイロット提供がスタートしました。

この新機能により、最大20人が同時に1つのチャットルームでChatGPTを使えるようになります。友達との旅行計画、会社のチームでのブレインストーミング、家族でのイベント準備など、「みんなで相談しながらAIの力を借りる」という全く新しい使い方が可能になりました。


グループチャット機能の3つのポイント

1. 最大20人まで参加可能

グループチャットには、最大20人まで招待できます。

参加方法も簡単で、ChatGPTの画面右上にある人物アイコンをクリックして、リンクを共有するだけ。

受け取った人はそのリンクからすぐに参加できます。

LINEやSlackのグループチャットを作る感覚で、誰でも簡単にAIを交えたグループ会話を始められます。

2. プライバシーもしっかり守られる

「グループで使ったら、自分の個人的な会話履歴も見られちゃうの?」という心配はいりません。

グループチャットは、あなたの個人的なChatGPTの会話とは完全に分離されています。

つまり、グループメンバーには、あなたが普段一人でChatGPTとやりとりしている内容は一切見えません。

また、個人のChatGPTメモリ(AIがあなたの好みや情報を覚える機能)も共有されないため、プライバシーは保護されます。

3. AIがファシリテーター役に

グループチャットの中で、ChatGPTは単なる質問応答ツールではありません。参加者たちの意見を整理したり、要約したり、時には「審判」として議論に決着をつけたりする役割も果たします。

例えば、「今週末どこに遊びに行く?」という話題で、みんながバラバラの意見を出したとき、ChatGPTが「3つの案が出ましたね。それぞれのメリット・デメリットをまとめましょう」と整理してくれるイメージです。


どんな場面で使える?実用例を紹介

🎉 友達との旅行・イベント企画

「夏休みにどこ行く?」「予算はどのくらい?」「みんなの都合のいい日は?」

こんな会話をグループチャットで進めながら、ChatGPTに「3万円以内で行ける関西の観光スポット教えて」「8月の第2週で天気が良さそうな場所は?」などと質問できます。人間同士の会話とAIの情報提供がシームレスに融合するため、企画がスムーズに進みます。

💼 職場でのブレインストーミング

新商品のアイデア出し、プロジェクトの方向性を決める会議、マーケティング戦略の検討など、ビジネスシーンでも大活躍。

チームメンバーがそれぞれ意見を出し合いながら、ChatGPTに「この3つのアイデアを比較して、市場性が高い順に並べて」「競合分析の視点から評価して」などと依頼することで、より質の高い意思決定ができます。

👨‍👩‍👧‍👦 家族での計画作り

「子どもの誕生日パーティーどうする?」「週末の献立何にする?」といった日常的な家族の相談にも便利です。

お父さん、お母さん、おばあちゃんが一緒にグループチャットに参加して、「アレルギー対応のケーキレシピ教えて」「予算5000円でできるパーティーゲーム案出して」などとChatGPTに相談しながら、家族みんなで楽しく計画を立てられます。


なぜ日本が先行地域に選ばれたのか?

今回のパイロット提供は、日本・ニュージーランド・韓国・台湾の4カ国限定です。なぜこの地域が選ばれたのでしょうか?

OpenAIは公式には明言していませんが、業界関係者の間では以下のような理由が推測されています:

  • グループ文化の強さ: これらの国々では、集団での意思決定やグループでのコミュニケーションが文化的に根付いている
  • モバイル利用率の高さ: スマートフォンでのチャット利用が日常的で、新機能の受け入れがスムーズ
  • AI技術への関心: AI技術に対する関心が高く、フィードバックが期待できる

実際、日本ではLINEグループやSlackのワークスペースが広く使われており、「グループでチャット」という使い方が既に生活に溶け込んでいます。この文化的背景が、グループチャット機能のテストに最適だと判断された可能性が高いでしょう。


使えるプランは?料金はかかる?

グループチャット機能は、現在以下のすべてのChatGPTプランで利用可能です

  • ChatGPT Free(無料版)
  • ChatGPT Go(月額20ドル)
  • ChatGPT Plus(月額20ドル)
  • ChatGPT Pro(月額200ドル)

つまり、無料プランのユーザーでも、この新機能を試すことができます!ただし、パイロット版のため、今後仕様が変更される可能性があることは覚えておきましょう。

ウェブ版でもモバイルアプリ版でも利用できるため、パソコンでもスマートフォンでも自由に使えます。


実際に使った人の声は?

すでに機能を試した人たちからは、以下のような反応が寄せられています

👍 高評価の声:

  • 「旅行の計画が信じられないくらいスムーズになった!」
  • 「会議の議事録係として優秀すぎる」
  • 「家族のグループLINEにAIが入ってきた感覚で楽しい」

🤔 課題を指摘する声:

  • 「人数が多いと会話が複雑になりすぎる」
  • 「AIがいつ発言すべきか、タイミングが難しい時がある」
  • 「雑談には向いてないかも。明確な目的がある会話で真価を発揮する」

グループチャットは「明確な目的を持った議論」に最適で、ただの雑談には不向きという評価も。確かに、AIは情報整理や意思決定のサポートが得意なので、「何となくおしゃべり」よりも「何かを決める・計画する」場面で力を発揮しそうです。


今後の展開は?世界中で使えるようになる?

現在はパイロット版のため、4カ国限定の提供となっていますが、OpenAIは今後のフィードバックを踏まえて機能を改善し、順次対応地域を拡大していく予定です。

また、グループチャット機能と同時に発表された新モデル「GPT-5.1」との組み合わせにより、さらに自然で賢い会話が可能になると期待されています。

AI技術の進化はとどまることを知らず、「個人のアシスタント」から「チームのメンバー」へと、AIの役割はますます広がっていきます。


まとめ:AIとの付き合い方が変わる転換点

ChatGPTのグループチャット機能は、単なる新機能追加ではありません。これは「AIを誰がどう使うか」という根本的な問いに対する、新しい答えの一つです。

これまでAIは「私とAI」という1対1の関係でした。しかし今後は「私たちとAI」という複数対1の関係が当たり前になっていくかもしれません。

友達、家族、同僚と一緒にAIの力を借りながら、より良いアイデアを生み出し、より賢い決断を下す——そんな未来が、もう目の前に来ています。

日本のユーザーは幸運にも、この新しい時代を世界に先駆けて体験できる立場にいます。ぜひこの機会に、グループチャット機能を試してみてはいかがでしょうか?


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【参考文献】