- Runwayは、文章や画像から動画を作れるAI動画生成ツールです
- 2026年10月時点の主力モデルはGen-4.5で、1秒あたり12クレジットを使います
- 無料プランは125クレジットが1回きり。有料はStandardの月15ドル(年払いは月12ドル)から
- 商用利用は有料プランが安心です。無料プランは情報が分かれています
- OpenAIのSoraは、2026年3月24日に終了が発表されました
「文章を入力するだけで動画が作れる」と聞いて、Runway(ランウェイ)が気になっていませんか。でも料金や言語、著作権まで考えると、最初の一歩が重く感じますよね。この記事では、初心者がつまずきやすい7つの疑問に、2026年10月時点の情報で答えます。
Runway(ランウェイ)とは?何ができるツールか
Runwayは、テキストや画像から動画を自動で作れるAIツールです。「夕焼けのビーチを歩く猫」と入力すると、AIがその映像を数秒の動画にしてくれます。
2026年10月時点で、Runway公式の料金ページが動画生成モデルとして案内しているのはGen-4.5です。同じ画面で、Kling 3.0など他社のモデルも選べます。
Gen-4.5は2025年12月1日に発表されました。Runwayの発表ページによると、Artificial Analysisという比較サイトのテキストから動画への部門で1位です。スコアは1,247で、Google Veo 3の1,226を上回りました。
ただし弱点もあります。同じ発表ページは、物が突然消えたり増えたりする問題(物体の永続性)や、結果が原因より先に起きてしまう問題が残ると認めています。
SNS用の短い動画をつくりたい人、プレゼン資料に動きをつけたい人、映像の仕事をしている人まで、使い道は広いです。
Q1: 無料で使える?料金はいくら?
無料のFreeプランでは、登録すると125クレジットがもらえます。クレジットとは、動画をつくるたびに減っていくポイントのようなものです。この125クレジットは1回きりで、毎月は増えません。
Gen-4.5は1秒あたり12クレジットを使うとされています。つまり、無料枠で作れる動画は合計10秒ほどです。お試し用と考えてください。
有料プランは、公式の料金ページによると次のとおりです。年払いにすると、どれも20%安くなります。
- Standard:月払い15ドル、年払いは月12ドル。毎月625クレジット(Gen-4.5で約52秒分)
- Pro:月払い35ドル、年払いは月28ドル。毎月2,250クレジット(Gen-4.5で約187秒分)
- Max:月払い95ドル、年払いは月76ドル。毎月9,500クレジット
StandardとProの未使用クレジットは翌月に持ち越せません。Maxだけは1か月分の持ち越しができます。
まずはStandardで、毎月どのくらい作るかを確かめるのが無理のない始め方です。
Q2: 日本語で使える?精度は?
公式の案内で、日本語入力への対応をはっきり確認できたわけではありません。iPhone向けアプリも、App Storeでは対応言語が英語のみと表示されています。
そのため、プロンプト(AIへの指示文)は英語で書くのが安全です。たとえば「桜の木の下で笑う女性」なら、”A woman smiling under a cherry blossom tree” のように入力します。
英語が苦手なら、DeepL(高精度な翻訳AI)などで英訳してから貼りつければ大丈夫です。
精度は、Gen-4.5で人の動きや物理的な自然さが上がったと説明されています。それでも、先ほどの「物が消える」ような失敗は起こります。気に入らなければ、指示文を少し変えて作り直しましょう。
Q3: 商用利用や著作権は大丈夫?
有料プランで作った動画は、商用利用できます。YouTubeの収益化動画や、会社のPR動画に使っても問題ありません。無料プランでは、動画に透かし(ウォーターマーク)が入ります。
無料プランの商用利用については、情報が分かれています。利用規約を解説したterms.lawのページ(2026年3月確認)は、無料プランを個人の非商用利用に限ると説明しています。仕事で使うなら、有料プランにしておくほうが安心です。
権利については、同ページが引用する規約に「入力と出力の所有権をRunwayは主張しない」とあります。一方で、入力や出力がモデルの学習に使われる場合があるとも書かれています。
また、本人の許可なく実在の人物の顔や声をまねる動画は禁止です。他人の著作物を無断でアップロードして変換するのも避けてください。本格的な商用利用の前には、最新の規約を読み、必要なら専門家に相談しましょう。
Q4: 競合ツールとの違いは?
動画生成AIには、Pika(ピカ)、Luma AI(ルマ AI)、Google Veo、Klingなどがあります。Runwayの強みは、生成だけでなく編集の機能も使える点です。
2026年10月時点では、Runwayの画面からKling 3.0など他社モデルも呼び出せます。1つの画面で複数のAIを試せるので、乗り換える手間が省けます。
OpenAIのSora(ソラ)は、Engadgetの報道によると、2026年3月24日にコンシューマー向けアプリとAPIの終了が発表されました。一般公開が限られていたSoraは、これから新しく選ぶ候補にはなりません。
Runwayは「生成と編集を1つの場所で済ませたい人」に向いています。
Q5: スマホでも使える?困ったときはどうする?
iPhoneなら、App StoreのRunwayアプリがあります。アプリは無料でダウンロードでき、課金は月2,500円のStandardなどです(日本のApp Store表示)。
アプリには、会話しながら動画を作れるRunway Agentという機能があります。複雑な指示文を考えなくても動画づくりを始められます。ただし細かい編集は画面が小さくて大変なので、生成はスマホ、仕上げはパソコンの使い分けがおすすめです。
つまずいたときは、公式のヘルプセンター(英語)を使えます。日本語で調べたいときは、YouTubeで「Runway 使い方」と検索すると、日本の制作者の解説が見つかります。
エラーが出たら、ブラウザのキャッシュを消すか、別のブラウザで試してみてください。
Q6: これからRunwayはどうなる?
Runwayの開発は、Gen-4.5を中心に進んでいます。発表ページでは、Image to VideoやKeyframes、Video to Videoといった操作モードをGen-4.5に順次加えていくと説明されています。
Gen-4.5の訓練と実行には、NVIDIAのHopperとBlackwellというGPUが使われています。AI動画の分野は競争が激しく、各社が数か月ごとに大きな更新を出しています。
この記事の数字も変わる可能性があります。契約の前に、公式の料金ページを必ず見直してください。
まとめ:最初の一歩を踏み出すなら
- Runwayは、テキストや画像から動画を作れるAIツールで、主力モデルはGen-4.5
- 無料プランは125クレジット(1回きり)。有料はStandardの月15ドル(年払いは月12ドル)から
- プロンプトは英語で入力するのが安全
- 商用利用は有料プランが安心。規約は最新版を確認する
- Soraは終了が発表され、Runwayは生成と編集をまとめて使える選択肢
- スマホはiPhoneアプリで生成、細かい編集はパソコン向き
まずは無料プランで10秒ほどの動画を1本つくり、自分に合うかを試してみてください。