Cursor(カーソル)とは?AIコードエディタの使い方とできること【2026年版】

伊東雄歩
監修者 伊東 雄歩

株式会社ウォーカー CEO。東北大学卒。MENSA会員、JDLA認定講師、健全AI教育協会理事。生成AI×教育・学習科学を専門とし、2億円超のシステム開発プロジェクトを統括。

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この記事では、AIを使ってプログラミングができる「Cursor(カーソル)」について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

この記事でわかること

  • Cursorの基本的な特徴と仕組み
  • Cursorでできること(主な機能)
  • Cursorの使い方(初心者向けステップ)
  • Cursorのメリット・デメリット
  • Cursorがおすすめな人

Cursor(カーソル)とは?

Cursor(カーソル)は、AI(人工知能)を使ってプログラミングを助けてくれるコードエディタです。コードエディタとは、プログラムを書くための専用ソフトのことです。

Cursorは、マイクロソフト社が作った「Visual Studio Code(VS Code)」というエディタをベースに作られています。しかし、VS CodeにAIを後から追加したのではなく、最初からAIを中心に設計されている点が大きな違いです。

2026年4月には「Cursor 3」という新バージョンがリリースされました。これは、AIエージェント(自律的に動くAI)がコードを書くことを前提に、画面やUIを根本から作り直した最新版です。

Cursorでできること(主な機能)

Cursorには、プログラミングを効率化する便利な機能がたくさんあります。ここでは、特に役立つ5つの機能を紹介します。

1. コード補完機能(Tab補完)

コードを書いている途中で「Tab」キーを押すと、AIが次に書くべきコードを予測して自動で補完してくれます。数行先まで予測できるので、タイピングの時間を大幅に節約できます。

2. チャット機能(Cmd/Ctrl+L)

WindowsならCtrl+L、MacならCommand+Lを押すと、AIとチャットができる画面が開きます。「このコードの意味を教えて」「エラーを修正して」など、自然な日本語で質問できます。

3. コード生成機能(Cmd/Ctrl+K)

WindowsならCtrl+K、MacならCommand+Kを押すと、指示を入力する欄が表示されます。「ログイン画面を作って」などと入力すると、AIが自動でコードを書いてくれます。

4. Agentモード(エージェントモード)

Agentモードでは、AIが自律的にファイルを編集したり、コマンドを実行したりします。「この機能を実装して」とお願いすれば、AIが複数のファイルをまたいで作業を進めてくれます。

5. Debug Mode(デバッグモード)

2026年4月に追加された新機能です。バグ(プログラムの間違い)の原因を自動で見つけて、修正方法を提案してくれます。Bugbotという機能は、バグの78%を自動で解決できるほど優秀です。

Cursorの使い方(初心者向けステップ)

Cursorを初めて使う方向けに、基本的な使い方を3ステップで説明します。

ステップ1:Cursorをダウンロード・インストール

公式サイト(cursor.com)から、Windows版・Mac版・Linux版のいずれかをダウンロードします。インストールは通常のソフトと同じように、画面の指示に従って進めるだけです。

ステップ2:プロジェクトを開く

Cursorを起動したら、「Open Folder」(フォルダを開く)をクリックして、プログラムを書きたいフォルダを選びます。新しくフォルダを作って開くこともできます。

ステップ3:AIに指示を出す

Ctrl+L(Mac: Command+L)を押してチャット画面を開きます。「HTMLで簡単な自己紹介ページを作って」など、やりたいことを日本語で入力してEnterを押します。すると、AIがコードを生成してくれます。

生成されたコードが良ければ「Accept」をクリックして反映します。修正したい場合は、さらにチャットで「もっとシンプルにして」などと追加で指示を出せます。

Cursorのメリット・デメリット

メリット

  • コーディング速度が大幅アップ:AIが自動補完やコード生成をしてくれるので、作業時間を短縮できます。
  • 初心者でも使いやすい:日本語で指示を出すだけでコードが書けるので、プログラミング初心者でも挑戦しやすいです。
  • VS Codeとの互換性:VS Codeで使っていた拡張機能やショートカットがそのまま使えます。
  • 無料プランがある:2週間のProトライアルと、その後も月2,000回の補完が無料で使えます。

デメリット

  • 無料プランは制限がある:無料版では、補完回数やAIリクエストに上限があります。本格的に使うには有料プラン(月20ドル〜)が必要です。
  • AIが完璧ではない:AIが生成したコードに間違いが含まれることもあるので、内容を確認する知識は必要です。
  • 英語の情報が多い:公式ドキュメントや最新情報は英語が中心です。日本語の情報は徐々に増えていますが、まだ少なめです。

Cursorはこんな人におすすめ

Cursorは、以下のような方に特におすすめです。

  • プログラミング初心者:AIのサポートで、分からないことをすぐに質問しながら学べます。
  • コーディング速度を上げたい開発者:ベテランでも、AIに単純作業を任せることで開発効率が上がります。
  • VS Codeユーザー:使い慣れた環境のまま、AIの力を追加できます。
  • 個人開発者・スタートアップ:少人数で多くの機能を開発する必要がある場合に、AIが強力な味方になります。

まとめ

  • Cursorは、AIを中心に設計されたコードエディタで、VS Codeをベースにしている
  • Tab補完、チャット機能、コード生成、Agentモード、Debug Modeなど便利な機能が満載
  • 日本語で指示を出すだけでコードが書けるので、初心者でも使いやすい
  • 無料プランで試せるが、本格利用には月20ドルのProプランがおすすめ
  • 2026年4月リリースのCursor 3で、AIエージェント中心の設計に進化
  • プログラミング初心者から経験豊富な開発者まで、幅広くおすすめできるツール

Cursorを使えば、プログラミングがもっと楽しく、もっと効率的になります。まずは無料プランで試してみてはいかがでしょうか。

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