【正直レビュー】Windsurf(ウィンドサーフ)を1ヶ月使ってわかった本音

Windsurf(ウィンドサーフ)のイメージイラスト

伊東雄歩
監修者 伊東 雄歩

株式会社ウォーカー CEO。東北大学卒。MENSA会員、JDLA認定講師、健全AI教育協会理事。生成AI×教育・学習科学を専門とし、2億円超のシステム開発プロジェクトを統括。

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この記事でわかること

  • Windsurf を1ヶ月使った筆者の正直な感想
  • 実際に使ってわかった良い点・残念な点
  • Cursor など他ツールとの違い
  • どんな人におすすめできるか
  • 2026年7月時点の最新機能と料金

Windsurf(ウィンドサーフ)を選んだ理由

筆者が Windsurf を選んだ最大の理由は、無料プランの充実度でした。AI コーディングツールは Cursor が有名ですが、月額 20 ドルは試すにはハードルが高く感じました。Windsurf なら無料で 25 回の AI 提案と無制限のコード補完が使えます。さらに「Cascade(カスケード)」という AI エージェント機能が、複数のファイルをまたいで自動編集してくれると聞いて興味を持ちました。Codeium(コーディアム)という信頼できる会社が開発していることも決め手になりました。VS Code に似た見た目なので、乗り換えのストレスも少なそうだと感じました。

1週間使った第一印象

最初の1週間は、正直「思ったより普通だな」という印象でした。インストールは簡単で、VS Code の拡張機能をそのまま使えるのは便利です。ただ、Cascade の使い方が最初はよくわからず、普通のコード補完ツールとして使っていました。3日目くらいに「複数ファイルを一気にリファクタリングして」とお願いしたら、本当に 5 つのファイルを同時に編集してくれて驚きました。このあたりから「これは普通のツールじゃないな」と感じ始めました。ただし、無料プランの 25 回はあっという間に使い切ってしまい、1週間で Pro プラン(月額 20 ドル)への切り替えを検討し始めました。

良かった点 トップ3

1. Cascade の自律性がすごい
Cascade は他のツールと違って「途中で確認を求めてこない」のが特徴です。タスクを渡したら最後まで自動で進めてくれます。例えば「この API を REST から GraphQL に変更して」と頼むと、関連する 10 個以上のファイルを勝手に見つけて編集してくれました。いちいち承認を求められないので、作業が途切れないのが快適です。

2. 動作がとにかく速い
Windsurf は独自の「SWE-1.6」というモデルを使っていて、コード生成が驚くほど速いです。他のツールだと 10 秒待つところが、2〜3 秒で返ってきます。公式情報では Claude Sonnet の 13 倍速いそうです。待ち時間のストレスがほとんどないので、集中力が切れません。2026年7月には Claude Opus 4.7 の高速版も追加されて、さらに快適になりました。

3. 無料プランでも十分使える
無料プランでタブ補完(コードの自動入力)が無制限なのは本当に助かります。AI への質問は月 25 回までですが、普段のコーディングはほぼ補完だけで済むので、ライトユーザーなら無料でも満足できると思います。お試しではなく、実用レベルで無料提供しているのは良心的です。

残念だった点 トップ3

1. 勝手に進みすぎて怖いときがある
Cascade の自律性は長所でもあり短所でもあります。確認なしで 20 ファイルを編集されたときは「本当に大丈夫?」と不安になりました。間違った方向に進んでも止められないので、重要なプロジェクトでは慎重に使う必要があります。途中で「ちょっと待って」と止める機能がほしいです。

2. 日本語ドキュメントが少ない
公式サイトやヘルプは英語のみで、日本語の情報がほとんど見つかりません。Cascade の細かい使い方やベストプラクティスを知りたくても、英語の記事を読むしかないのは面倒でした。日本のコミュニティもまだ小さいので、困ったときに相談できる場所が少ないです。

3. Pro プランが値上げされた
2026年5月に Pro プランが月額 15 ドルから 20 ドルに値上げされました。Cursor と同額になったので、価格面でのメリットが薄れてしまいました。無料プランで試して気に入ったのに、有料版が高くなったのは残念です。ヘビーユーザー向けの Max プラン(月額 200 ドル)も登場しましたが、個人には手が出ません。

他のツールと比べて感じた違い

筆者は以前 Cursor も使っていたので、比較してみます。Cursor の「Composer」は一つ一つのステップを確認しながら進めるスタイルです。丁寧ですが、承認作業が多くて面倒に感じることもありました。一方 Windsurf の Cascade は「お任せモード」で、指示したら最後まで勝手にやってくれます。安全性を取るなら Cursor、スピード重視なら Windsurf という印象です。コード生成の速度は Windsurf が圧倒的に速く、待ち時間のストレスは明らかに少ないです。ただし機能の豊富さや安定性では Cursor のほうが上だと感じました。Claude Code(ターミナル型の AI ツール)も試しましたが、GUI がないので上級者向けです。初心者には Windsurf のほうが使いやすいと思います。

結論:おすすめする人・しない人

おすすめする人

  • まず無料で AI コーディングを試してみたい人
  • 大量のファイルを一気にリファクタリングしたい人
  • 待ち時間が嫌いで、速いレスポンスを求める人
  • VS Code に慣れていて、似た環境で作業したい人
  • 小〜中規模のプロジェクトで効率を上げたい人

おすすめしない人

  • AI に勝手に編集されるのが不安な人
  • 日本語のサポートやドキュメントを重視する人
  • 大規模な本番環境で慎重に作業したい人
  • すでに Cursor に満足していて、乗り換える理由がない人
  • ステップごとに細かく確認しながら進めたい人

まとめ

  • Windsurf は無料プランが充実していて、AI コーディングを試すには最適
  • Cascade の自律的な編集機能は便利だが、勝手に進みすぎて怖いときもある
  • コード生成の速度は他ツールより圧倒的に速く、ストレスが少ない
  • Pro プランは月額 20 ドルに値上げされ、Cursor と同額になった
  • 日本語の情報が少ないので、英語に抵抗がある人には厳しい
  • スピード重視で気軽に使いたい人には向いているが、慎重派には Cursor のほうが合うかも
  • 2026年6月に Devin Desktop にリブランドされたが、機能はそのまま使える

1ヶ月使ってみて、Windsurf は「速くて便利だけど、ちょっとワイルド」なツールだと感じました。完璧ではありませんが、無料で試せるので気になる人はぜひ使ってみてください。

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