「えっ、ChatGPTに広告が出るの?」
そう驚いた人も多いのではないでしょうか。
2026年1月、OpenAIはChatGPTに広告を導入すると発表しました。同時に、月額約1,500円の新プラン「ChatGPT Go」もスタート。
この記事では、広告はどこに表示されるのか、Goプランは無料版やPlusとどう違うのか、そしてどのプランを選ぶべきかを、やさしく解説します。
この記事でわかること
- ChatGPTの広告はどこに・どう表示されるのか
- 新プラン「ChatGPT Go」でできること
- 無料・Go・Plus・Proプランの違い(比較表つき)
- なぜOpenAIは広告を入れたのか(2兆円赤字の背景)
- あなたに合ったプランの選び方
ChatGPTに広告がついた!何が起きた?
2026年1月、OpenAIが広告テストを開始
OpenAIは2026年1月16日、ChatGPTへの広告導入を正式に発表しました。
まずはアメリカの18歳以上のユーザーを対象に、テストが始まっています。日本でも今後展開される可能性があります。
広告はどこに表示される?
広告は、ChatGPTの回答の下に表示されます。回答の中に広告がまざるわけではありません。
たとえるなら、友だちの答えの下に「こんな商品もありますよ」と小さなメモがついている感じです。
広告には「スポンサー」のラベルが明確につくので、回答と広告の区別はかんたんです。
広告で回答の中身は変わる?
いいえ。OpenAIは「広告主がお金を払って回答内容に影響を与えることはできない」と明言しています。
また、会話の中身が広告主に共有されることもありません。健康やメンタルヘルス、政治に関する話題では、広告そのものが表示されません。
特定の広告が気になったら、非表示にすることもできます。
新プラン「ChatGPT Go」とは?
月額約1,500円の「ちょうどいい」プラン
ChatGPT Goは、無料版とPlusプラン(月額約3,000円)の中間を埋める新プランです。
価格は月額8ドル(日本のiOS/Androidアプリ経由だと月額1,500円)。「無料だと足りないけど、Plusは高い」という人にぴったりです。
無料版の10倍使える
Goプランでは、無料版と比べて以下が大幅にアップします。
- メッセージ送信数が約10倍
- 画像生成も約10倍
- ファイルアップロードも約10倍
- 最新モデル「GPT-5.2 Instant」を無制限で利用可能
- AIが覚えてくれる情報量(コンテキストウィンドウ)が16Kから32Kに倍増
ただし、広告は表示される
Goプランでも広告は表示されます。広告なしで使いたい場合は、Plusプラン以上を選ぶ必要があります。
全プラン比較 — どれを選ぶべき?
| 項目 | Free(無料) | Go(月額1,500円) | Plus(月額3,000円) | Pro(月額30,000円) |
|---|---|---|---|---|
| メッセージ量 | 制限あり | 無料の約10倍 | さらに多い | 無制限 |
| 利用モデル | GPT-5.2 Instant | GPT-5.2 Instant(無制限) | GPT-5.2 全モデル | 全モデル+Pro限定 |
| 画像生成 | 少なめ | 無料の約10倍 | さらに多い | 無制限 |
| コンテキスト | 16K | 32K | 32K+ | 最大 |
| 広告 | あり | あり | なし | なし |
| 高度な機能 | 一部制限 | 一部制限 | ほぼ全機能 | 全機能+優先 |
タイプ別おすすめ
- たまに使う人 → Free(無料)で十分
- 毎日使うけど予算をおさえたい人 → Goがベスト
- 仕事でガッツリ使う人 → Plus(広告なし+高性能モデル)
- AIを限界まで活用したい人 → Pro
なぜOpenAIは広告を入れたのか
2兆円の赤字という現実
「なんで広告なんか入れるの?」と思いますよね。
実は、OpenAIは年間約2兆円の赤字を出しています。2024年は売上が約2兆円あったのに、AIの開発費やサーバー代がそれを大きく上回りました。
具体的には、サーバーのレンタル料だけで約6,200億円、AIモデルの学習に約4,700億円、人件費に約2,300億円かかっているとされています。
8億人のうち有料ユーザーはわずか5%
ChatGPTの週間アクティブユーザーは8億人にのぼります。しかし、有料プランに入っているのはそのうちわずか5%(約4,000万人)です。
つまり、95%の人は無料で使っています。この95%のユーザーからも収益を得るために、広告という選択肢が必要だったわけです。
YouTubeのような「広告モデル」へ
考えてみれば、YouTubeも同じしくみです。無料で見られるけど広告が出る。広告なしがいいならYouTube Premiumに入る。
ChatGPTも同じ道を歩み始めた、ということです。
広告を消す方法はある?
Plusプラン以上なら広告ゼロ
もっともかんたんな方法は、Plusプラン(月額約3,000円)以上に加入することです。Plus、Pro、Business、Enterpriseプランでは、広告は一切表示されません。
無料・Goプランでもできる対策
無料版やGoプランでも、以下のことはできます。
- 特定の広告を非表示にする(理由も伝えられる)
- パーソナライゼーションをオフにする(広告の個人最適化を止める)
- 広告に使われたデータをいつでも消去できる
広告自体を完全に消すことはできませんが、不快な広告を減らすことはできます。
まとめ
- ChatGPTに広告が導入された(回答の下に表示、回答内容には影響なし)
- 新プラン「ChatGPT Go」は月額約1,500円で、無料版の10倍使える
- 広告なしで使いたいならPlusプラン(月額約3,000円)以上
- OpenAIの年間赤字2兆円が広告導入の背景
- 会話データが広告主に共有されることはない
参考文献
- OpenAI. (2026, 1月). Introducing ChatGPT Go, now available worldwide. https://openai.com/index/introducing-chatgpt-go/
- OpenAI. (2026, 1月). Our approach to advertising and expanding access to ChatGPT. https://openai.com/index/our-approach-to-advertising-and-expanding-access/
- 日本経済新聞. (2026, 1月). チャットGPTに広告表示、米国で試験導入. https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN16CAW0W6A110C2000000/
- 現代ビジネス. (2026). ChatGPTに広告、赤字2兆円で苦渋の決断. https://gendai.media/articles/-/162950


