「SEOはもう要らん」って誰が言った?──ザワつくライター界隈
「AIが文章作れる時代に、SEOって必要?」
「そろそろ人間ライターって絶滅危惧種なんじゃ…?」
とある打ち合わせ中、そんなセリフがポロリとこぼれた瞬間──
私の脳内に『バイオハザード』の警報音が鳴り響きました。
「ライター危機管理モード」発動でございます。
確かに、ChatGPTくんの優秀さは驚異的。
「800文字で“転職を考えている人向けのキャリアのアドバイス”お願い」なんて言えば、秒で“それっぽい”文章が出てきます。
まるで、国語の先生と“それなりに優等生なAI”が融合したかのような出力。
でも!
ちょっと待った!いや、だいぶ待った!!
その「SEOもう不要説」、ほんとに信じて大丈夫?
「AIで全部OK!」っていう話、実は“眉唾”どころか“ふんわりモテカワアイブロウ”かもしれませんよ?(??)
本稿では、そんな“未来のライター絶滅論”にツッコミを入れつつ、AIとSEOの今とこれから、そして我ら人類の希望を探っていきます。

人間の存亡をかけた旅路へ、さあ出発進行にゃ!
AI登場でライター激震!それでも仕事がなくならない理由
▷ ChatGPTくん、便利すぎてちょっと怖い
いや〜ほんとに便利っす。
昔はキーワードリサーチから構成案まで、2時間はかかってたのに、今や3分。
お昼ごはんの焼きそばU.F.O.待ってる間に、構成3本できてるってどういうことなんです??
しかも、ノリの良さまで備わってる。
「ちょっとギャル風に書いて」と言えば、「まじそれな〜☆」って返ってくる。
優秀かよ。でも誰がそこまで求めたというのでしょう。
▷ CNETの「やらかしAI事件」から学ぶこと
ここで伝説の事例をどうぞ:
アメリカのメディア「CNET」が、AIに金融記事を77本書かせたところ…
→41本が事実誤認。
→信頼が崩壊。
→最後はAI記事の公開をストップ。
まさに「やらかしオブ・ザ・イヤー」。
「AIに任せりゃ何でもできる」と思っていた担当者たちの目の前に現れたのは、AIに任せすぎた未来=記事炎上祭りでした。
AIができるSEO/できないSEO
▷ できることは…なんかもう、いっぱいある!
- キーワード候補、秒で出せる
- 見出し構成も、まぁまぁイケてる
- 定型文なら、普通に人間超えてる
- ていうか、文章書いてって言うとそれっぽく整えてくれる
ここまではもう、「AIマジで天才」案件。
かつて“ブログ構成に3時間かかっていたあの日々”は何だったのか。
たぶん筋トレだと思うことにしよう。
▷ でも“人間味”は、まだ無理ゲー
- 泣きながら書いた実体験
- クライアントの怒りに震えながら修正したあの夜
- 読者の「ありがとう」にウルっときた瞬間
──そういう“感情のしずく”は、AIくんにはまだ出せません。
なぜなら、彼(彼女?)はカフェラテを飲んだこともなければ、恋に破れた夜にnoteを開いたこともないから。
あとAIは、オチが弱い。
「締めはお任せ」とか言うと、「今後も期待されます」みたいな作文コンクール系エンドになるのが難点。
Google様のご意向:E-E-A-Tって誰が出すん?
▷ E-E-A-Tとは、実は人類に有利な制度
Googleが「E-E-A-T大事」と言ってるの、知ってました?
読み方はイーイーエーティー。なんか強そう。
Experience(経験)/Expertise(専門性)/Authoritativeness(権威性)/Trustworthiness(信頼性)。
特にExperienceが追加されたのがポイント。
もうこれは、「人間であれ」と言われているようなもんです。
▷ AIくん、経験ゼロです
AIは寿司も食べたことがない。
「このイクラ、今までで一番しょっぱくて最高」みたいなレビュー、AIにはムリ。
つまり、「これは私の実体験です」って書ける人間は、それだけでGoogle様にめっちゃ好かれる可能性があるってこと。
経験=SEO武器化時代、来てます。
SEOが終わるどころか、進化している件【AIO・LLMO時代へ】
▷ SGE登場!「もうクリックされへんやん」問題
Googleの新機能「SGE(Search Generative Experience)」が実装されて、「検索結果の上にAIの答えドーン」スタイルが主流に。
それにより、「もう誰もサイト見てくれんのでは?」と恐れられてます。
私も最初に見たとき、「検索順位よりAIのご機嫌取りが必要な時代来たか…」と震えました。
▷ でも、AIはあなたの文章を読んでる
ところがどっこい。
そのAI回答、実はちゃんとWebページを参考にしてるんです。
つまり、
“AIに選ばれるコンテンツ”
こそが、今後のSEO勝者の条件!
これが今話題の「LLMO(大規模言語モデル最適化)」とか「AIO(AI最適化)」ってやつです。
名前はやたらカッコいいですが、やることは割と泥臭い。「分かりやすく」「オリジナルで」「読者ファースト」──それです。
結論:AIは味方。SEOは変わるけど、終わらない
▷ SEOは進化した“言い訳のできない世界”である
AI時代のSEO、なんとなく一言でまとめるなら──
「ヘタな記事、もうバレる」
って感じです。
昔はキーワードぶち込みまくって、「文法?知らん!」でも上位表示された時代もありました。
今?もうそんなの秒で見抜かれます。読者にも、Google様にも、そして…AIにも。
でも逆に言えば、良い記事はちゃんと評価される。
一周回って、誠実なライティングが求められるようになったってワケです。
▷ ライターは、ただの“書く人”じゃなくなる
AIくんに「こう書いて」と頼めるなら、我々は「何を書くべきかを決める人」になればいい。
その方が、100倍面白いじゃん?
たとえるなら、AIはめっちゃ字がきれいな書道ロボ。
でも書く文字を決めるのはあなた。
「LOVE」って書くのか、「即☆納品」って書くのか──そこは、あなただけのクリエイティブ領域です。
まとめ:AIにビビってる場合じゃない。ライターよ、進化せよ
- SEOは終わらない。形を変えて、生きている。
- AIは敵ではなく、“できる後輩”である。
- 経験・熱意・クスッと笑える表現、全部人間にしか出せない。
ChatGPTくんが記事を書けても、
「うわぁ、この文章…好き」って思わせられるのは、やっぱり人間だけなんですよ。
あなたの文章には、誰にも書けない“にんげんみ”がある。
それこそが、SEO時代に最も輝くスキルです。
最終結論:
🧠「AIに仕事奪われるかも…」と悩む前に、
✍️今日も1文字、あなたの言葉で届けよう。
SEOは不要になんてならない。
むしろ、これからが面白い。
こんな時代だから遊んで学びたい

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